今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘
下痢の患者への診断的アプローチ
急性下痢への診断的アプローチ
船越 信介
1
,
芹澤 宏
1
,
日比 紀文
2
1北里研究所病院内科
2慶應義塾大学医学部消化器内科
pp.1986-1988
発行日 2006年12月10日
Published Date 2006/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101425
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ポイント
便回数,経過,便の量,便の性状,病態生理,病因とさまざまな角度から下痢を分類する.
医療面接では誘因となる食品,集団発生の有無,海外渡航歴,薬剤の服用歴,基礎疾患,精神的ストレスの有無を確認し,身体所見では下痢の随伴症状の有無を確認する.
初期のアセスメントとして病歴・身体所見からある程度,重症度(長期間,出血性,脱水,嘔吐)を把握することが大切である.
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