今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
血液腫瘍の治療法
支持療法の進歩
吉田 稔
1
1帝京大学医学部附属溝口病院第4内科
pp.1114-1116
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101277
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ポイント
感染予防ではニューキノロン薬やフルコナゾールなどが投与される.
発熱性好中球減少症に対しては広域抗菌薬(セフェムやカルバペネム)の経験的治療を行う.
広域抗菌薬不応性発熱に対しては抗真菌薬(ミカファンギン,アムホテリシンB)の経験的治療を行う.
侵襲性アスペルギルス症に対する有効な薬剤が開発された(ボリコナゾール,リポソームアムホテリシンB).
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