今月の主題 血液腫瘍はどこまで治し得るのか
血液腫瘍の治療目標と戦略
診断の基本戦略
小杉 浩史
1
1大垣市民病院血液内科
pp.1064-1068
発行日 2006年7月10日
Published Date 2006/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101265
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ポイント
血液腫瘍は高い寛解率の達成可能な疾患であり,単に病理確定診断と臨床病期診断を得ることでは不十分である.
予後リスク別層別化治療が標準的治療として行われるため,画像診断・表面抗原検索,染色体解析・遺伝子診断などにより予後リスク診断が必要である.
分子診断の重要性が高まりつつある.
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