今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く
皮膚
発熱を伴う皮膚潰瘍
藤澤 章弘
1
,
宮地 良樹
1
1京都大学大学院医学研究科内科学専攻皮膚科学
pp.1533-1535
発行日 2004年9月10日
Published Date 2004/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101092
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ポイント
糖尿病性壊疽や褥瘡は,日常遭遇することの多い皮膚潰瘍であるが,時に発熱の原因となり重篤な病態へと発展しうる.
注意すべき皮膚症状として,潰瘍周囲の皮膚の発赤,熱感,疼痛,膿,膿瘍,悪臭,握雪感がある.
患者は常に自分から症状を訴えるとは限らない.
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