今月の主題 内科レッド・フラッグサイン―よくある症候から危険を見抜く
皮膚
発熱を伴う水疱
加藤 真弓
1
,
宮地 良樹
1
1京都大学大学院医学研究科内科系専攻皮膚科学
pp.1536-1539
発行日 2004年9月10日
Published Date 2004/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101093
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ポイント
本稿で取り上げる疾患は,中毒性表皮壊死症,水痘,カポジ水痘様発疹症,ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群で,いずれも重症化する危険性のあるものである.
重症化させないために早期の治療開始が重要だが,それぞれ,臨床症状の特徴を見逃さず,皮膚科医との連絡を緊密に取ることで早期診断から治療開始することが可能と考えられる.
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