今月の主題 内科医が診るしびれと痛み
しびれと痛みに対する対症療法
リハビリテーションからのアプローチ
出江 紳一
1
,
近藤 健男
1
1東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野
pp.1382-1384
発行日 2004年8月10日
Published Date 2004/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101059
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ポイント
しびれの治療に用いられるリハビリテーション技術には,物理療法,神経ブロック,知覚再教育,認知行動療法などがある.
治療適応の決定には日常生活動作 (ADL)改善効果の有無が重視される.言い換えれば治療効果が痛みの抑制だけでなくADLの改善度でも計られる.
中枢性疼痛で,治療効果の機序は感覚野の可塑性から理解される.
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