今月の主題 血栓症の予防と治療
血栓症を診断する
血栓症を画像で診断する―CT・MR
松本 一宏
1
,
陣崎 雅弘
1
,
栗林 幸夫
1
1慶應義塾大学医学部放射線診断科
pp.942-944
発行日 2004年6月10日
Published Date 2004/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100829
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ポイント
下肢静脈血栓症の画像診断は従来の静脈造影に代わり,CT・MRが重要な位置を占めるようになってきている.
マルチスライスCTを用い,肺動脈と下肢静脈を一度に評価できるようになった.
MRでは造影剤を用いずに下肢静脈をある程度まで描出できるが,下腿部の詳細な評価には造影剤が用いられる.
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