今月の主題 アレルギー診療Update
アレルギー治療薬の上手な使い方
アレルギー疾患治療の将来展望
抗サイトカイン療法
森 晶夫
1
1国立相模原病院臨床研究センター
pp.480-485
発行日 2004年3月10日
Published Date 2004/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100734
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ポイント
抗IL-5抗体単回投与臨床試験が,軽症喘息(GSK社による),重症喘息(Scherring Plough社による)を対象に実施され,有効性が証明されなかった.
末梢血中,喀痰中好酸球数は90%減少したが,気管支粘膜内の好酸球は50%の減少にとどまっていた.
好酸球の役割を否定するためには,より有効な好酸球制御薬が必要である.
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