今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
慣れ親しむべき検査/手技
迅速診断/PCRが役に立つ感染症
宮崎 修一
1
1東邦大学医学部微生物・感染症学講座
pp.557-560
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100575
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ポイント
・迅速診断法には凝集反応,標識抗体法を含む免疫学的検査と遺伝子検査があり,培養困難または重篤化しやすい感染症起炎微生物を対象にキットが開発・市販されている.
・標識抗体法ではEIA法やICA法が主流であり,遺伝子検査法ではPCR法,LCR法が用いられてきたが,より簡単かつ時間が短縮されたICAN法,LAMP法も開発されている.
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