今月の主題 抗菌薬を使いこなそう!―実地臨床での正しい選択と投与法
慣れ親しむべき検査/手技
血液培養の意義と解釈
満田 年宏
1
1横浜市立大学附属病院臨床検査部
pp.554-556
発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100574
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ポイント
・血液培養検査は血流感染症の診断はもとより,重症深部臓器感染症の疑われる場合にも検査対象となる.
・診断的価値の高い培養検査であるが,汚染菌に考慮し適正な検体採取を心がける必要がある.
・カテーテル抜去困難な場合,中心静脈ライン血の培養陽性時間と,末梢血管穿刺での採血検体の陽性に至る時間との差が重要な診断根拠となる.
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