今月の主題 胆膵疾患はこう診る―緊急処置からフォローアップまで
急性胆膵疾患の診断・治療
【胆】
腫瘍などによる急性胆管炎に対する胆道ドレナージ(PTBD)
江畑 智希
1
,
梛野 正人
1
,
二村 雄次
1
1名古屋大学大学院器官調節外科
pp.1383-1385
発行日 2005年8月10日
Published Date 2005/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100230
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ポイント
PTBDには癌の進展度診断と減黄・胆管炎の治療の二面性がある.
PTBDには超音波ガイドと影像下直達式があり,肝門部胆管狭窄には影像下直達式が望ましい.
肝門部胆管癌に対するPTBDは残肝側への片葉ドレナージを基本とする.
区域性胆管炎は抗菌療法だけでなく,全肝ドレナージを行う.
排泄される胆汁は内服するべきである.
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