報告
いきいき社会活動チェック表の開発
尾島 俊之
1
,
柴崎 智美
2
,
橋本 修二
3
,
大野 良之
4
1自治医科大学公衆衛生学
2埼玉医科大学公衆衛生学
3東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻,疫学・予防保健学
4名古屋大学医学部予防医学
pp.894-899
発行日 1998年12月15日
Published Date 1998/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902006
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高齢者というと,要介護老人を連想しがちであるが,実際には高齢者の多くは身体的障害もなく健康であり,社会の一員として種々の社会活動を行っている.高齢者の社会活動を積極的に評価する視点が必要といえよう.
一方で,竹内1)は,社会交流を絶った老人,いわゆる「閉じこもり症候群」は,寝たきりや痴呆になるという説を提唱している.社会活動が極端に低下した高齢者を把握し,積極的な社会参加に誘い出す努力が必要と考えられる.
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