報告
大学生におけるエイズ意識について
薩田 清明
1
,
坂入 和彦
2
,
井上 節子
2
,
北村 和佳奈
2
1東京家政学院大学公衆衛生学研究室
2文教大学女子短期大学部栄養科
pp.44-49
発行日 1997年1月15日
Published Date 1997/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901629
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1981年1月に世界で最初のAIDS(acquired immunodeficiency syndrome)患者が報告されて以来,本疾病は急速に全世界に拡大し,WHOの報告では1994年12月末の累積患者は117万名,推計患者は450万名に達している1).さらにHIV(human immunodeficiency virus)感染者は成人で約1,850万名以上,小児で150万名以上と推計されている.
一方,わが国の初発患者が認定されたのは1985年3月である2).それ以来1995年6月末までに累積された患者およびHIV感染者はそれぞれ992名,2,829名に達している3).
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