連載 疫学の現状
ウイルス肝炎の疫学
石川 和克
1
,
佐藤 俊一
1
1岩手医科大学第1内科
pp.135-140
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901431
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血清学的診断法の確立および集団検診の普及によりウイルス肝炎の疫学的事項はかなりの部分が明らかとなった.そして疾病の頻度および予後,感染経路,自然経過を把握することは一般診療における患者の管理,治療さらには疾病のコントロールにおいてきわめて重要である.本稿ではウイルス肝炎の疫学の最新の知見を中心に述べ,現状における問題点および将来の展望についてもふれてみたい.
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