調査報告
手拭きタオル共用方式の問題点
高濱 清子
1,2
,
杉浦 保男
1
,
尾家 重治
2
,
神谷 晃
2
Kiyoko TAKAHAMA
1,2
,
Yasuo SUGIURA
1
,
Shigeharu OIE
2
,
Akira KAMIYA
2
1山口県学校薬剤師会
2山口大学医学部附属病院薬剤部
pp.434-436
発行日 1993年6月15日
Published Date 1993/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900829
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●はじめに
健康上障害のある養護学校の児童生徒に手洗いを習慣づけ,手の衛生について関心をもたせることは,保健教育上意義のあることといえる.このため,養護学校ではハンカチやタオルを個人に携帯させたり,トイレなどへタオルを備え付けることが積極的に行われている.しかし十分な手洗いを励行しても,共用の手拭きタオルなどが清潔でなければ,かえって手が汚れて衛生的でなくなる場合も考えられる.そこで,養護学校内で使用されている手拭きタオルの汚染状況について調査した.
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