報告
栃木県における脳卒中対策の評価
遠藤 昌一
1
,
高橋 司
2
,
篠沢 倶子
2
,
小林 雅興
3
,
塚原 太郎
4
,
岩崎 弘子
5
,
柳川 洋
6
,
坂田 清美
6
,
森沢 康
7
,
宇佐見 隆広
7
,
川又 けい子
8
Syōichi ENDO
1
1栃木県足利保健所
2栃木県佐野保健所
3栃木県小山保健所
4栃木県宇都宮保健所
5栃木県健康対策課
6自治医科大学公衆衛生学教室
7独協医科大学公衆衛生学教室
8栃木県那須郡馬頭町役場
pp.815-820
発行日 1991年11月15日
Published Date 1991/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900470
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●はじめに
栃木県の脳卒中死亡は全国一高い部類に入る.その栃木県でも脳卒中は着実に減少している.過去には東北各県に脳卒中が多かったのは周知の事実であるが,東北各県は早くから問題の重要性を認識し,その対策に努力を尽くしてきたため,その効果が現れ,栃木県を追い越していったものと考えられる.
そこで栃木県で行われている脳卒中対策を,保健学上の見地から組織的に分析検討,評価し,より効果的で効率的な対策の方向を探った.
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