調査報告
胃X線検診時の胃皺襞幅に関する疫学的検討
若林 一郎
1
,
増井 秀久
1
,
吉本 佐雅子
1
,
阪本 州弘
1
,
垣下 榮三
2
WAKABAYASHI・Ichiro
1
,
MASUI・Hidehisa
1
,
YOSHIMOTO・Sachiko
1
,
SAKAMOTO・Kunihiro
1
1兵庫医科大学衛生学教室
2兵庫医科大学第二内科
pp.811-813
発行日 1991年11月15日
Published Date 1991/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900469
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●はじめに
胃皺襞の肥厚は胃の炎症性,腫瘍性病変,感染症やメネトリエ病等の際に出現するが,特定の疾患で出現するものではなく,健常人でもみられる.今回,成人病検診時の胃直接X線造影写真上の胃皺襞の幅と消化性潰瘍との関係,および胃皺襞幅に影響を与える他の因子について検討した.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.