特集 計画の時代—保健と福祉のリンケージ
保健婦の保健計画
中田 克子
1
,
桑原 弘子
2
,
山根 由実子
3
,
今村 イヨエ
4
Katsuko NAKADA
1
,
Hiroko KUWABARA
2
,
Yumiko YAMANE
3
,
Iyoe IMAMURA
4
1兵庫県川西保健所
2兵庫県川西市保健福祉部
3兵庫県猪名川町健康福祉課
4兵庫県芦屋保健所健康課
pp.463-466
発行日 1991年7月15日
Published Date 1991/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900377
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◆「保健婦の保健計画」作成の経緯
昭和53年から,国民健康づくり計画が推進され,国民一人ひとりが自らの健康に対する自覚と認識を持つとともに,市町村の保健活動の重要性が強調されるようになってきた.そして,市町村保健婦の活動の拠点として,市町村保健センターが各地に整備されていった.
保健所と市町村の保健活動の協力は「共同保健計画」などによって推進されてきたが,急速な経済社会の変化によって母子保健,成人保健,老人保健などの保健需要は,質的・量的に大きな変化を来たしている.私たちの活動現場でも,刻々と変わる社会情勢と保健需要への対応,保健事業のあり方の検討などの面で,保健所と市町村の協力が一層不可欠となっている.
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