調査報告
乳幼児および学童・生徒のBCG接種技術評価—昭和52年から62年のツベルクリン反応結果の推移
石井 英子
1
,
笹野 英子
2
,
沢井 嘉子
2
Hideko ISHII
1
,
Eiko SASANO
2
,
Yoshiko SAWAI
2
1名古屋市教育委員会,元千種保健所
2千種保健所
pp.354-357
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900350
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●はじめに
結核予防対策は,保健所・学校・医療機関相互の連携の中で,結核健康診断,予防接種が行われてきている.乳幼児の予防接種は,結核予防法に基づき保健所において,学童・生徒は学校保健法に基づき学校において,それぞれ行われている.このような中で,BCG接種の技術評価を的確に行うことは,結核を予防する上で重要である.今回は,昭和52年から昭和62年までに名古屋市・千種区で実施された乳幼児,学童・生徒のツベルクリン反応結果からBCG接種技術についての評価を行ったので報告する.
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