進展する地域医師会の公衆衛生活動
安房医師会の総合検診活動(2)—総合検診のシステム
山田 教和
1
,
青木 謹
1
,
原 久弥
2
,
高橋 金雄
2
Norikazu YAMADA
1
,
Hitoshi AOKI
1
,
Kyuya HARA
2
,
Kaneo TAKAHASHI
2
1安房医師会地域医療
2安房医師会病院地域医療部
pp.703-705
発行日 1990年10月15日
Published Date 1990/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900197
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◆安房医師会の胃の集団検診は昭和43年に始められた.その後,昭和53年に循環器検診,胸部検診を加え,まず鴨川市内の一部地域をモデル地区として開始した.
青木 集団検診を始めた当初は,安房医師会の先輩たちが,胃がんでの死亡者を少しでもなくそうと,その啓蒙のため,毎晩部落を駆け回ったと聞いております.それに限界を感じて考え出したのが総合検診で,循環器と胸部の検診を併せ,徐々に地域を広げたところ,受診率がぐんぐんアップしました.
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