特集 結核低まん延から結核ゼロへの課題と展望—外国生まれ結核患者への対応
国内における外国生まれ結核患者のケアに関する現状と展望—外国人診療支援の視点から
小山内 泰代
1,2
1国立国際医療研究センター病院看護部
2国立国際医療研究センター病院国際診療部
キーワード:
外国人
,
外国生まれ結核患者
,
尊厳
,
共生
,
医療通訳
Keyword:
外国人
,
外国生まれ結核患者
,
尊厳
,
共生
,
医療通訳
pp.49-57
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210217
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ポイント
◆外国人診療支援の際は、言葉や文化の壁を越え患者の声に耳を傾け、人として尊重されたと患者自身が思えるようケアする。
◆在留資格や健康保険の保持など社会的基盤を安定させることはケアであり、患者の精神的安定につながる。
◆外国人患者の支援は、医療通訳をはじめ多職種、多機関の協働が不可欠である。
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