新・視点
開業栄養士としての公衆衛生活動—“できない”を“できる”に変える発想転換
安達 美佐
1
1栄養サポートネットワーク合同会社
pp.566-567
発行日 2021年9月15日
Published Date 2021/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209685
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はじめに
筆者は2002年に,個人開業の管理栄養士として活動を始めました.2006年に現法人を設立し,10数名の管理栄養士と共に特定保健指導・介護予防・栄養コンサルタントなどの業務を行い現在に至っています.本格的に公衆衛生活動を始めた契機は,2003年から国立保健医療科学院(以下,科学院)で学び始めたことでした.在院中,常に自身の活動や研究をいかに地域に役立てるか,その効果をどう評価するかを問われる環境下で,学びと研究,実践を繰り返してきました.この度は,光栄にもいただいた執筆の機会をきっかけに,自らが進めてきた公衆衛生活動を改めて振り返るとともに,民間企業の公衆衛生における役割について考えてみました.
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