特集 徹底解説 東京2020対策—今こそ!マスギャザリングへの備え
地域におけるマスギャザリング災害への備え—東京2020の経験を災害医療の進化に生かす
宮国 泰彦
1
,
山口 芳裕
1
1杏林大学医学部救急医学
キーワード:
東京2020
,
災害医療
,
マスギャザリング対応セミナー
Keyword:
東京2020
,
災害医療
,
マスギャザリング対応セミナー
pp.330-334
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209389
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【ポイント】
◆大規模イベントでは,イベント関係者だけでなく地域全体で対応する体制を準備することが重要である.地域に根付いている医療者の協力が不可欠である.
◆二次医療圏の診療所や病院に,「自分たちの診療所・病院でもイベントに関係する傷病者を診療するかもしれない」という意識を持ってもらうことが大切である.
◆マスギャザリング対応セミナーは,オリンピック後にも,さまざまな大規模イベントの開催が予定されている東京において,地域の連携や関係性を深める上で極めて重要な意味を持つ.
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