予防と臨床のはざまで
予防医療医の冬2019—カーリングから落語まで
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.242
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209106
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「そだねー」の流行語大賞受賞で一世を風靡したカーリング.「そだねー」は2018年平昌五輪で日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したチームLS北見(ロコ・ソラーレ)の試合中の北海道弁ですが,北海道出身としては,この懐かしいイントネーションはうれしい限りです.五輪の後,アプリをダウンロードしてしまうほどカーリングにかぶれた私ですが,札幌でそのカーリングを体験できるということで,2018年10月上旬に,札幌市・月寒にある「どうぎんカーリングスタジアム」に行ってきました.聞くところによると,五輪直後は大人気で全く予約が取れなかったということです.やっとブームが少し落ち着いた頃,産業医業務で伺っているワコール札幌店のフタッフの皆さんとご一緒させていただきました.
1時間の体験コースをお願いしたのですが,まず,リンクに立てません!片足だけテフロン加工されたつるつるに滑る靴を履くのですが,氷上に立っているのがやっとです.安全のためにヘルメットを着用しましたが,2回も尻もちをついてしまいました.次にストーンを投げる練習.これも距離感が全くつかめず,短すぎたり長すぎたり,的となるハウスに入れるのは至難の技です.最後に2チームに分かれ,リンクを半分だけ使ってミニゲーム風にストーンを投げあい,「ヤー! ヤー!」などと言いながら,スウィーパー(ブラシ)を使ったスイープも体験しました.たった1時間でも,太ももがパンパンになるほどで,テレビで見るのとは大違いです.カーリングの凄さを実感した体験コースとなりました.
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