特集 在宅ケア体制の推進と家族制度
期待したい在宅ケア像—訪問看護モデル事業から
藤原 君子
1
Kimiko FUJIWARA
1
1箕面市健康福祉部地域保健室
pp.756-759
発行日 1989年11月15日
Published Date 1989/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208057
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■はじめに
昭和63年度から2カ年にわたり厚生省からモデル指定を受けた「訪問看護等在宅ケア総合推進モデル事業」は,医療・保健・福祉の連携した総合的な在宅ケアを推進し,もって高齢化社会への対応を探ろうとするもので,箕面市にあっては「訪問看護」制度を創設し,既存の在宅福祉制度(家庭奉仕員の派遣・日常生活用具の貸与・入浴サービス等)や老人保健制度(訪問指導)と組み合わせた事業展開を行うと同時に,本市の地域特性にマッチした将来構想の調査研究を行うことにより,本モデル事業と取り組むこととした.
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