日本列島
動的な健康づくり活動について
堤 隆信
1
1岡山県地域振興部
pp.647
発行日 1982年9月15日
Published Date 1982/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206588
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近年,健康づくり意識について人々の関心が高まっているが,56年11月27日経済企画庁が発表した「国民生活白書」の中でも,このことに触れている.
すなわち,多岐にわたる我々の生活領域を①医療と保健,②教育と文化,③勤労と生活,④休暇と余暇活動,⑤収入と消費生活,⑥生活環境,⑦安全と個人の保護,⑧家族,⑨地域生活,⑩公正と生活保護に10区分し,生活する上で重視すべき項目を1番から5番まで選択した調査結果を載せている(国民生活選考度調査,56年).これによっても,①医療と保健が35.3%と最も多く,次いで⑤収入と消費生活24.8%,⑧家族12.9%の順となっている.さらに,5番目までに①医療と保健を挙げた人は,全体の85%であった.
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