研究
—第1報—神奈川県におけるSLEの疫学的研究—登録患者を中心として
谷 賢治
1
,
池田 大忠
1
,
中村 信彦
1
,
児玉 文雄
1
,
山崎 隆一郎
1
,
伊藤 章
1
,
福島 孝吉
1
,
谷 荘吉
2
1横浜市立大学医学部第1内科
2東京大学医科学研究所内科
pp.566-570
発行日 1976年8月15日
Published Date 1976/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205252
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はじめに
特定疾患の発病機序,治療方法,予後判定のためには,その疾患の疫学的実態を知ることが第一に必要であり,それには疫学調査が不可欠である.
全身性紅斑性狼瘡(以下,SLEと略記)見に関しては,わが国において多数の疫学的研究報告が現られるが1〜6),神奈川県の疫学調査はなされていない.そこでわれわれは,本症の神奈川県での疫学調査を実施し,若干の知見を得たので報告する.
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