発言あり
国際保健活動と日本人
S
,
Y
,
T
,
M
,
I
,
乾 死乃生
1
,
須川 豊
2
,
鈴木 尚夫
3
,
箕輪 真一
4
,
吉田 健男
5
1藤井寺保健所
2神奈川こども医療センター
3秋田保健所
4高崎市医師会
5岡山大学衛生学教室
pp.411-413
発行日 1972年7月15日
Published Date 1972/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204498
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その伝統のせいである
「発言あり」とすれば,先ずこのテーマについてである.
日本人は,国際保健活動に参加することが少ないという前提を考えているようだが,果たして近頃も少ないかどうか,筆者は調べたことがない.また,少ないとすれば,保健活動のみでなく,すべての活動が同じではないか.しかし近時は,経済活動はそうでないのではないか,という疑問がある.交際できる条件があれば,東洋は歴史的に礼節を尊ぶ国がらであり,とくに日本人は,義理人情に弱い.それにもかかわらず国際的に交際できなかったとすれば,歴史的な背景が,原因の一つであると考えざるを得ない.
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