海外の医学教育
フランスの医学教育(2)
万代 敬三
1
1阪大・衛生学
pp.389-395
発行日 1969年7月15日
Published Date 1969/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203909
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今回は医学一般の教育と,さらに公衆衛生教育の実情にふれなくてはならないが,周知の5月危機(1968年)を境として,フランスの高等教育(大学)は,よほど改革されるのではないかと推測されたが,最近の資料などからその基本方針法を検討してみて,全体を一言でいえば漸進的進歩としか評価できないもののようである.これに基づく大学の管理機構・履修課程・試験制度などは,いまだ未知数といわざるをえないが,現行の教育制度の解説から,ある程度の推測も可能と思われる.したがって今回の内容は次のとおりである.
1) 医学一般の教育と公衆衛生教育の実情
2)パリ大学医学部"33項目メモ"について
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