特集 母子衛生
母子衛生研究の動向
辻 達彦
1
1群馬大学医学部公衆衛生学教室
pp.512
発行日 1962年9月15日
Published Date 1962/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202564
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母子衛生の分野はこれを予防医学的な面と,すでに結果として生じた後始末というべきものに分けられる。前者としては母性死亡及び周産期死亡対策の如きものであり,他は未熟児やその他のハンデキャップ児の養護の改善というようなものである。さらにこの両者にまたがるものとして,母子衛生の地域的評価の検討確立が急務である,以上の各項について私見をのべてみたい。
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