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1936-1956年間のフィンランドにおける白血病死亡率,他
芦沢
pp.326
発行日 1961年6月15日
Published Date 1961/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202411
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最近小児白血病の増加が各国で心配されている。アメリカ合衆国では已に小児急性伝染病死の1倍半以上ポリオの5倍以上の死亡率を示している。
これは骨髄穿刺により容易に診断がつけられるようになつたにしても異常の増加である。1951年のWHOの報告によると,アメリカ,スウェーデン,デンマーク,南アフリカが上位群,ずつと下つてスイス,オランダ,イングランドがあり,さらに下にフランス,イタリヤ,フィンランドが位する。
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