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インフルエンザ・ワクチン接種;副作用の発生率と欠勤率にみられた変化,他
鈴木
pp.72
発行日 1960年2月15日
Published Date 1960/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202239
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1957年から1958年にかけてアメリカはインフルエンザの全国的流行にみまわれた。この流行にあたつて,1957年9月の初めにワクチン接種を行つた事業場,10月にワクチン接種を行つた事業場,全く行わなかつた事業場の3つについての欠勤率のデータが得られた。
1956年と比較して,1957年9月は3事業場共差がなかつたが,10月にはワクチン接種を行わなかつた事業場では前年比102%の増加,10月にワクチン接種を行つた事業場は96%増加,9月にワクチン接種を行つた事業場は65%増加であつた。11月,12月については3事業場とも前年と大差を示さなかつた。
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