第76回疫学研究会より
不顕性感染の疫学的意義について—ウイルス感染症
川喜田 愛郎
1
,
染谷 四郎
2
,
平山 雄
3
,
甲野 礼作
4
,
草野 信男
5
,
下条 寛人
6
,
野辺地 慶三
,
内田 三千太郎
7
,
宮入 正人
8
,
松本 稔
9
,
牛場 大蔵
10
,
高部 益男
11
1千葉大学細菌学教室
2公衆衛生院衛生微生物学部
3公衆衛生院疫学部
4京都大学ウイルス研究所
5伝染病研究所第六細菌研究所
6公衆衛生院衛生微生物学部
7中野組合病院
8公衆衛生院疫学部
9伝染病研究所第四細菌研究所
10慶応大学細菌学教室
11厚生省防疫課
pp.485-506
発行日 1959年8月15日
Published Date 1959/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202173
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座長 私この問題について実は前から関心をもつておりますけれども,近頃特にそれについて勉強しているわけでもございませんし,あまり適任ではないかとも存じますが,さいわいに甲野博士はじめ,その方面に造詣の深い方々のお話があるように承つておりますので,座長をつとめさせていただきたいと思います。
実は今日どういう内容のお話があるのか具体的には存じませんので,お話し合いの進め方に迷つたのですが,昨日野辺地先生にある席でお目にかかつた際,その御意嚮をうかがいましたところ,出たとこ勝負でやれというようなお話でございましたので,格別何も準備もして参りませんでした。どういうことになるかわかりませんが,不出来の点はお許し願いたいと思います。それでは……。
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