原著
宮城県の寄生虫特に鉤虫の感染状況
鈴木 了司
1
,
青木 大輔
2
,
湯田 和郎
2
,
田代 暢子
2
1国立予防衛生研究所寄生虫部
2宮城県衛生研究所
pp.41-44
発行日 1956年12月15日
Published Date 1956/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201772
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回虫を主として戦後激増した本邦の寄生虫感染率は,その後一部の地区を除いて戦前の状態に復帰しつつあるが,東北地方,殊に比較的寒冷な本地方の寄生虫感染状況は今まで全く明らかにされていない。
著者等は本地方における感染状況を明らかにするために1953年以来,県内各地において調査を実施し,その一部は既に報告したが(鈴木1955),本報においては鉤虫を主とした蔓延状況を報告する。
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