研究報告
新型サルモネラ“Salmonella nagoya”
中島 浩二
1
,
内藤 晶之助
1
,
中谷 林太郞
2
,
福見 秀雄
2
1名古屋市立城東病院
2国立予防衛生研究所
pp.41-43
発行日 1953年4月15日
Published Date 1953/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201197
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1家族内に発生した3名の急性胃腸炎患者の糞便から検出されたサルモネラについて報告する。本菌は1951年9月29日に分離され,サルモネラとしての生物学的性状を備えており,抗原構造上C2群に属する新型菌と考えられる。人に対して病原性を有し,急性胃腸炎の原因菌となりうる。
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