時評
ラジオドクターの存り方
佐藤 恒信
pp.21
発行日 1952年11月15日
Published Date 1952/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201127
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NHKのラジオドクターも現在の近藤宏二氏で第三代目となつた。ラジオは耳に訴えるものなので"賣家と唐樣で書く三代目"というような,書體などの心配をする必要はないが,その代り,發聲,發言,話し方と云つた方面には大いに氣を配る必要があろう。
三代目を上記のような,ありきたりの格言などで輕々しく批評した譯ではもうとうなく,兎角三代目というものは,何事につけても苦労の多いものと考えられているので,とくに面識ある先輩に對して心からの激勵の言葉を贈ろうとするものである。
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