特別寄稿
福島の放射線問題―少なかった県民の被ばく
斗ヶ沢 秀俊
1
1毎日新聞社編集編成局(水と緑の地球環境本部)
pp.974-978
発行日 2012年12月15日
Published Date 2012/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102611
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東京電力福島第1原発事故から1年半以上が経過したが,今なお福島県内や首都圏では放射線,放射性物質による健康影響,特に内部被ばくを心配している人が多い.しかし,さまざまな調査により,内部被ばくは健康に影響を及ぼすレベルよりも十分に低いことが分かってきた.被ばく量やリスクの程度を適切に伝えるリスクコミュニケーションが求められている.
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