今月の臨床 UAE―子宮筋腫塞栓療法
術後管理と合併症
1.手技による放射線被ばく
大野 和子
1
,
亀井 誠二
1
,
石口 恒男
1
1愛知医科大学放射線科
pp.927-929
発行日 2003年7月10日
Published Date 2003/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100879
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はじめに
子宮筋腫の子宮動脈塞栓療法は,患者の放射線被ばくを前提とした診療である.施行医は,画像診断能力,IVR術者としての技能に加えて,患者・従事者の被ばく管理の知識を有する責任がある.また産婦人科医師は,放射線診療に対する患者の不安に応える基礎知識を身に付け,対処する必要がある.この数年,世界中で急速な広まりをみせている本治療法を安全に推進するために,放射線管理・防護の実際について解説する.
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