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あとがき・次号予告
品川 靖子
pp.166
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102044
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昨年の夏に公開された映画『小さな命が呼ぶとき』を観に行く予定にしていた私は,時を同じくして行われていた本号の特集企画会議の過程で,偶然,この映画の原作本であるジータ・アナンド著『小さな命が呼ぶとき(原題:THE CURE)』の存在を知り,映画鑑賞より先に原作本を読む機会を得ました.
3人のわが子のうち2人もがポンぺ病という治療薬のない病に侵され,「余命わずか」と宣告された父親は,仕事を辞め,ポンペ病の治療薬開発のために資金の調達に奔走します.そして彼は,自らバイオテクノロジー会社を設立し,ついには治療薬を作ってその臨床試験にこぎつけるという実話です.
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