特別記事
[インタビュー]被爆者の心の被害を語る
中澤 正夫
1
,
三井 ひろみ
1代々木病院
pp.639-645
発行日 2008年8月15日
Published Date 2008/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101382
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三井 ご著書『ヒバクシャの心の傷を追って』(岩波書店,2007)を読ませていただきました.
中澤正夫先生は,精神科医師として,被爆者に長年向き合ってこられ,日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)やそれを支援するサポートグループに入って活動をされておられます.医師として,同世代に生きる者として,被爆者と付き合ってこられたからこそ聞けた言葉,掲載を許される数の証言をもとに,原爆から61年経っても癒えない心の傷とは何かを示されました.今日は「被爆による心の傷とは何か」についてのお話をいただきたいと思います.宜しくお願いいたします.
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