連載 衛生行政キーワード・26
ICD
厚生労働省疾病傷害死因分類調査室
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1厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課
pp.995-997
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100710
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「疾病,傷害及び死因統計分類」(いわゆる国際疾病分類:ICD: International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)は,異なる国や地域から,異なる時点で集計された死亡や疾患のデータの体系的な記録,分析,解釈および比較を行うために設けられた分類です.
1900(明治33)年に国際統計協会により,人口動態統計の国際死因分類として制定され,死因に関する分類として100年以上の歴史を有しています.第二次世界大戦以降は,世界保健機関(WHO: World Health Organization)が所管することとなり,世界保健憲章に基づき位置づけられています.わが国でも1900年より使用しています.
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