連載 エイズ対策を評価する・9
マスコミ報道を考える(上)
岩室 紳也
1
,
日比野 守男
2
,
宮田 一雄
3
,
稲垣 智一
4
,
上野 泰弘
4
1(社)地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター
2東京新聞・中日新聞論説委員
3産經新聞編集局
4東京都福祉保健局健康安全室感染症対策課
pp.716-722
発行日 2006年9月1日
Published Date 2006/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100646
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岩室(司会) HIV/AIDSが認識されてから25年が経ちましたが,この間,日本国民のHIV/AIDSに関する意識は大きく変わってきたと思います.国民の意識形成に大きく影響するマスメディアがどのようにHIV/AIDSを扱ってきたのか,そのことをどう評価すればいいのでしょうか.
本日は,長年HIV/AIDSの報道を積極的にされてきた東京・中日新聞の日比野さんと,産経新聞の宮田さんのお二人の記者の方からお話を伺いたいと思います.まず最初に,お二人がHIV/AIDSにかかわられるようになったその経緯からお話しいただけますか.
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