連載 世界の公衆衛生に貢献した日本人先駆者たち―次世代へのメッセージ・11
フォーラム―次世代へのメッセージ(上)
蟻田 功
1
,
喜多 悦子
2
,
島尾 忠男
3,6,7
,
入江 實
4,8
,
若井 晋
5
1(財)国際保健医療交流センター(ACIH)
2日本赤十字九州国際看護大学国際保健医療学
3結核予防会
4東邦大学
5東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学
6エイズ予防財団
7日本国際保健医療学会
8ヨード欠乏症国際対策機構
pp.148-151
発行日 2004年2月1日
Published Date 2004/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100573
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(2003年10月12日に行われた,第44回日本熱帯医学会,第18回日本国際保健医療学会合同大会内フォーラムより収録)
若井(司会) こんにちは.本日は,皆さんもよくご存知の,島尾先生,蟻田先生,喜多先生,入江先生の4名においでいただいています.本フォーラムで,戦後の国際保健あるいは世界の公衆衛生に貢献した先駆者の先生方に,次世代へのメッセージをお話しいただきたいと思っています.どうぞよろしくお願いします.
理念を持つこと
蟻田 まず私から,今後,国際保健医療分野での日本人の人材育成において,大切な理念についてお話ししたいと思います.
世界が混乱しつつある時には,自分の理念をしっかり持つことが非常に大事です.
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