特集 「私のお産」はみんな違う それぞれの背景,経験,想いを聴いたロングインタビュー集
【インタビュー】
—オトハナさん(仮名)—つらかった最初の帝王切開出産と産後の経験,そして二回目の帝王切開のために私が準備したこと
pp.136-143
発行日 2025年4月25日
Published Date 2025/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134781680790020136
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
一人目の子どもを帝王切開で出産したオトハナさんは,思っていた出産と違う結果になったこと,そして産後の激しい体調不良に苦しみました。しかし二人目の妊娠を機に,その経験を振り返り,二度と繰り返さないための対策を着実に進めていったのです。仕事の経験を活かして自ら動き,家族と関係を結び直した上で,最後は全てを受け止める覚悟をもって臨んだ二回目の帝王切開は,産後も含めて満足のいくお産になったそうです。
一人目のお産があったからこそ,二人目のいいお産があり,新しいつながりも生まれました。「二回のお産をまとめていい思い出と言える」とオトハナさんは語ってくれました。(2025年1月8日収録)

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.