連載 在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・172
マギーズ東京10周年に向けて(前編)
秋山 正子
1,2,3
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション
2暮らしの保健室
3マギーズ東京
pp.62-63
発行日 2026年1月15日
Published Date 2026/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450310010062
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2016年10月に東京都江東区豊洲にオープンしたマギーズ東京は、開設から丸9年が経過し、2026年10月にいよいよ10周年を迎えます。振り返ると、2008年の第9回国際がん看護セミナー「変革するがん看護パートⅡ——がん患者の療養生活の質向上」(11月28・29日)の時に、マギーズセンターの存在を初めて知りました。このセミナーには、マギーズセンターのエジンバラセンター長であるアンドリュー・アンダーソンも呼ばれていました。
私は、当時の国立がん研究センターの看護部長である丸口ミサエさんから出講依頼があり、スピーカーの一人として参加していました。「緩和ケアをすすめた時の家族支援と看護師の役割」と題し、日本でのがん患者と家族への在宅緩和ケアの実際といった内容を話しました。丸口さんは「これからのがん医療は外来が中心になるけれども、ひたすら長時間待たされているだけの外来で看護に何ができるのか。早く何とかしなくては」との思いでセミナーを企画されたそうで、「病院の中だけではなく、在宅ケアはどうなっているかも発表してほしい」との依頼でした。訪問看護に関わって、20年近くになろうとしていた時のことです。
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