徹底分析シリーズ 手術場での急変対応—チーム医療で患者を救おう
急変対応トレーニング—ノンテクニカルスキルを制する者は急変を制す
吉村 有矢
1
Yuya YOSHIMURA
1
1八戸市立市民病院 救命救急センター
pp.394-397
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330040394
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“手術室での急変”は,知識,エビデンス,手技やアルゴリズムを“知っている”だけでは乗り切れない。血圧が低下し,酸素化が悪化,モニターのアラームが鳴り響く中,冷静に優先順位を判断し,適切な治療介入を行うとともに,麻酔科医,外科医,看護師,臨床工学技士などからなる多職種のチームをマネージメントしなければならない。後から振り返ると,“わかっていても,ちゃんと対応できなかった……”のが急変対応。“わかっていることを,どうやって実践するか”が最大の課題になる。こうした急変時には,知識や手技(テクニカルスキル)だけではなく,ノンテクニカルスキルが重要となる。
本稿では,急変対応に必要なノンテクニカルスキル,多職種連携を中心としたトレーニングについて解説する。

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