特集 キャリア・カルトグラフィ 目的地への地図を描くように,主体的にキャリアを設計する
—キャリアを主体的に設計し,戦略的に描くという視点—キャリア・カルトグラフィの全体像
今井 陽子
1
,
川端 京子
2
,
池田 真理
3
1千葉大学医学部附属病院看護部
2千里金蘭大学看護学部看護学科
3東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻
pp.1034-1041
発行日 2025年12月10日
Published Date 2025/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350121034
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キャリア・カルトグラフィ(Career Cartography)は,米国の家族看護学研究者であり,医療政策の分野でも知られるスーザン・フィーサム氏が2015年に提唱した,“地図を描くように”キャリアを主体的にデザインするアプローチです。仲間と語り合いながら,自分の現在地と目的地を見極め,それをマップに描く—この手法を活用することで,目の前の問題にとらわれることなく,政策や社会といった広い視野から自分のキャリアをデザインすることができます。本稿では,その全体像をご紹介します。

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