特集 キャリア・カルトグラフィ 目的地への地図を描くように,主体的にキャリアを設計する
扉
pp.1032-1033
発行日 2025年12月10日
Published Date 2025/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350121032
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看護管理者は,スタッフのキャリア形成を支援する立場にありながら,自身のキャリアについて考える機会は決して多くはありません。「目の前の誰かのために」と尽力する日々の中で,「自分のこれから」については,後回しにしがちではなかったでしょうか。
キャリア設計においては,自分が最終的に目指す「目的地」がなければ,どの方向に進むべきかを見定めることはできません。キャリア・カルトグラフィのアプローチでは,自身の目標がどのように社会に貢献するものなのかを考えた上で,現在地や目標を達成するまでのルートを可視化しながら,まるで地図を描くように,長期的なキャリアの軸を見いだしていきます。
本特集では,キャリア・カルトグラフィの全体像とそのプロセスや意義を紹介し,看護管理者が,自身の現在地とこれからの進路を見つめ直す一助となることを目指します。

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