昭和の暮らし・第111回
モノの世代交代番外編:昭和日常博物館企画展
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.304
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540600030304
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左の写真は1960年(昭和35年)と1961年(昭和36年)発売のタイガー魔法瓶工業株式会社(現ダイガー魔法瓶株式会社)製のポットと,同時代の石塚硝子株式会社の食器ブランド「アデリア」の紫色と透明のグラス.右の写真は1975年(昭和50年)発売の花柄のタイガー「エアー押すポット」と同時代の花柄のアデリアグラスを写したものである.モノクロ写真ゆえに色の違いは見えないが,デザインを含めてカラフルになっていったことは明らか.
昭和時代の中ごろ,昭和30年代,1960年代,家庭に電化製品が普及しはじめたころ…….そんないくつかの表現でくくられる時代に台所に置かれた冷蔵庫,炊飯器等の電化製品の色は「白」,ポットはステンレスの「銀」もしくは「木目調」と,単色が主流であった.ガラス製品も無色や青,薄紫等のモノトーンだった.
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