書評
—編:平野明日香—「リハビリテーションの「質」が上がるカルテの書き方」
村永 信吾
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1医療法人鉄蕉会亀田総合病院リハビリテーション事業管理部
pp.1057
発行日 2026年9月15日
Published Date 2026/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600091057
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カルテは,日々の臨床の記録であると同時に,セラピストの思考過程そのものを映し出す鏡です.一方,診療そのものは時間内にこなせても,いざカルテ記載となると何を書くべきか手が止まり,記録に時間を取られてしまう——これは新人セラピストの多くが経験する悩みではないでしょうか.本書は,まさにこの「書けない」という現場の困りごとに正面から向き合い,カルテ記載の基本から実践までを丁寧に導いてくれる一冊といえます.
本書は,全7章240ページからなり,カルテを書く目的やカルテの基礎知識といった,誰もが一度は抱く素朴な疑問をわかりやすく整理しています.そのうえで,日常診療における記載のコツから,インシデント発生時の記録の残し方,さらには入院施設,外来単独施設,訪問系施設,通所介護施設,入所系施設といった施設特性に応じた記載のコツが体系的に解説されています.

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